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「酪酸はオーガニック。一切害はない」…傷害を否認 SS元船長第3回公判(産経新聞)

【法廷ライブ SS元船長第3回公判】(2)

 《環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」抗議船の元船長、ピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)に対する弁護人の質問が続いている。公判が開かれている東京地裁の敷地外では、市民団体がSSへの抗議活動を行っているため、法廷も厳戒態勢だ。大勢の職員や警備員が入り口を固め、人の出入りを厳しくチェックしている》

 弁護人「あなたは、第2昭南丸のどの位置を狙って酪酸を発射したのですか」

 《ベスーン被告が、右側の台に乗せられた写真を指さして説明した。大きな指が法廷のモニターに映し出される》

 弁護人「そこは、ブリッジの壁のところで、文字が書いてある下のあたりですか」

 被告「イエス(はい)。もう少し左寄りだったかもしれません」

 弁護人「狙った位置は、よく見えていましたか」

 被告「はい」

 《女性通訳を交えて、ベスーン被告は短く答えていく》

 弁護人「写真に丸を記した部分が、あなたが狙った場所ですね」

 被告「はい」

 弁護人「どうして、その場所を狙ったのですか」

 被告「船尾の方には乗組員が数人いましたが、彼らはヘルメットをかぶっていませんでした。狙ったところは、人がいたことは間違いないが、隠れていて姿が見えなかったので、そのあたりを狙ったのです」

 弁護人「当たらなかった瓶を含め、すべて同じ位置を狙ったのですか」

 被告「そうです」

 弁護人「あなたは、船に当たった瓶が割れて、破片が人を傷つける危険性があると思わなかったのですか」

 被告「そのようなことは、まず起こらないと思っていました」

 弁護人「どうしてそう思ったのですか」

 被告「クルーが隠れていたから。別の場所にいたクルーもかなり離れていたからです」

 弁護人「瓶が割れた場合、酪酸の飛沫(ひまつ)はどれくらい飛ぶと予想していましたか」

 被告「数メートルです」

 弁護人「瓶が割れたら、酪酸はどのような状態で広がると考えていましたか」

 被告「ほとんど表面に残る程度で、遠くまで届くとは思っていませんでした」

 《ベスーン被告は、法廷中央の証言台に、いすの下で足先を組み、水色のスリッパのつま先を床につけて座っている。落ち着かないのか、足先は貧乏ゆすりのような細かい動きを繰り返している》

 弁護人「壁に当たってバウンドして、海側に跳ね返ると思ったのですか」

 被告「ほとんどの液体は、当たった表面に残ります。それ以外の液体は床に流れて落ちる。ただ、多少の飛沫は海上まで届いたかもしれません」

 弁護人「酪酸の粘性は、水と同じくらいサラサラなのですか」

 被告「いいえ。水よりも粘度が高いです」

 弁護人「あなたが酪酸を発射したとき、○○さん(ケガを負った第2昭南丸の乗組員、法廷では実名)が立っていたと証言している位置まで、飛沫が届く可能性を考えましたか」

 被告「彼の姿は見えなかったので、そのようなことは思いませんでした」

 弁護人「狙ったという位置から、酪酸の飛沫が(第2昭南丸の乗組員に)届く可能性を、どう判断していましたか」

 被告「そのようなことは、ほとんど考えませんでした。ほんの少量は、はねることがあったかもしれません」

 弁護人「Aさん(第2昭南丸の乗組員、法廷では実名)の位置まで届くと思っていましたか」

 被告「いいえ。まずあり得ないと思います」

 弁護人「酪酸が体に付着した場合、どうなると思っていましたか」

 証人「問題はないと思っていました」

 弁護人「もう少し正確に」

 被告「けがをすることはないと思っていました」

 《酪酸の危険性を認識していなかったと主張するベスーン被告。弁護人は質問を変え、ランチャーの照準性能が、どの程度正確なものだったかを尋ねていく》

 弁護人「第2昭南丸に使用する前に、ランチャーの性能を実験で試しましたか」

 被告「はい」

 弁護人「そのテストの正確性は?」

 被告「はい。正確性は高かったです」

 弁護人「狙いが外れて、酪酸瓶が人に当たる可能性は考えませんでしたか」

 被告「考えませんでした」

 弁護人「自分が発射した瓶で、乗組員に傷害が発生したと思っていますか」

 被告「そうは思いません」

 弁護人「酪酸瓶を撃つというのは、あなたのアイデアですか」

 被告「違います」

 弁護人「誰のアイデアですか」

 被告「SSのメンバーの人たちです」

 弁護人「なぜSSは、酪酸という物質を選んだのですか」

 被告「非常にくさいにおいを持っているので、まかれると作業が継続できなくなるからです。ただ、無害なので、体に入っても、オーガニックな成分なので、一切害はないと」

 弁護人「人間への危険性は?」

 被告「SS側の見解では、酪酸は人体に安全と考えています」

 弁護人「そういう理由で酪酸を選んだと聞いていると?」

 被告「そうです」

 《ここで弁護人は、酪酸の準備状況に質問の内容を移した。いくつかのやりとりを総合すると、ベスーン被告は「酪酸は自分に渡された時点で、すでに瓶づめされていた。自分は瓶づめを手伝っておらず、購入にも関与していない」と主張した》

 弁護人「あなたが初めて酪酸という名称を聞いたのはいつですか」

 被告「2009年の初めです」

 弁護人「どういう場面でしたか」

 被告「テレビ番組の『ホエール・ウォーズ』、鯨戦争という名前の番組で見ました。…あと、(先ほど話した)時期を訂正します。2009年の半ばでした」

 弁護人「テレビで酪酸の危険性は説明していましたか」

 被告「はい」

 弁護人「どのように?」

 被告「酪酸の酸性は、オレンジジュースと同程度。無毒性で、生分解性(自然に分解される性質)があると…」

 弁護人「実際に初めて酪酸を見たのはいつですか」

 被告「南極海にいたときです」

 弁護人「具体的には?」

 被告「2010年1月です」

 弁護人「SSに参加してからということですか」

 被告「そうです」

 《ベスーン被告は相変わらず、足を小刻みに動かしながら、淡々と答えていく》 =(3)に続く

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ネット取引急増、個人投資家450億申告漏れ(読売新聞)

 インターネットを使った株の売買や金融商品取引などで個人投資家が得た利益を巡り、名古屋国税局が昨年6月までの3年間で、延べ約8000人に対し、総額約450億円の所得の申告漏れを指摘していたことが分かった。

 ほとんどが全く申告をしておらず、このうち40人は、悪質な仮装・隠蔽(いんぺい)があったとして重加算税を課された。同国税局は「納税意識が高まるよう、税知識の浸透に力を入れていく」としている。

 同国税局管内では、外貨を売買して為替相場の変動で利益を狙う金融商品「外国為替証拠金取引」(FX取引)で得た所得約2億1000万円を隠し、所得税約7000万円を脱税したとして、2008年3月、60歳代の元高校教諭の男が所得税法違反で名古屋地検へ告発された。元教諭は無申告で、「老後の生活費のため、少しでも金を残しておきたかった」と意図的な所得隠しを認め、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

 東京、大阪、名古屋など5証券取引所と日本証券業協会によると、08年度の個人株主数は前年度比227万人増の延べ4223万人で、13年連続で過去最多を更新。パソコン携帯電話で瞬時に取引できる手軽さから、ネット取引をする会社員や主婦らは急増しており、ネット取引の口座数は03年度の約500万口座から、08年度は約1500万口座にまで大きく伸びた。

 しかし、課税されるとの意識が低かったり、「含み損があるので申告する必要はないと思った」「取引回数が増え、得た利益の金額が分からなくなった」などとして申告しなかったりするケースは多いという。

 政府は03年1月、個人投資家の申告の負担を軽減するため、証券会社が納税手続きの代行をする「特定口座制度」を施行。投資家が証券会社に開設した口座で株の売買を行った際、証券会社が1年分の所得を計算し、年間報告書として投資家に送付、源泉徴収を任せることも選択できる。利用者は着実に増え、昨年6月時点で約1460万口座に上り、施行翌年の04年の3倍近くに達した。

 一方、日本証券業協会の昨年6月のアンケート調査では、同制度を導入している証券会社は315社中189社にとどまった。ある証券会社の幹部は「制度が定着しているとは言い難い。管理コストが高いのも要因の一つ」と分析する。

 酒井克彦・国士舘大教授(租税法)は「金融商品の多様化により、今後取引はますます手軽になって投資家とともに取引自体が増え、脱税行為の捕捉も難しくなる。税務当局が、個人の取引に監視の軸足を置くとともに、税制や申告の方法について、親しみやすく簡素なものにすることが重要だ」と指摘している。

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